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高血圧と運動

高血圧では生活習慣を改善する事がいわれます。高血圧と運動の関係はどうなのでしょうか?

食べすぎの状態に運動不足が続くと、高脂血状態になり脂肪(血中脂肪)は、血管の内壁に堆積して、血管は柔軟性を失い、動脈硬化となります。

心臓は充分な血液を送ろうと必死で血圧を上げるため、結果として高血圧となってしまいます。

つまり運動不足は高血圧になるわけです。


逆に運動療法は、習慣的に軽い運動を行うなと、血圧を上げる物質(カテコラミンやホモシステイン)が減少し、血圧を下げる物質(プロスタグランディンEやタウリン、ドーパミン)が増加するため、ゆっくり血圧が下降します。

健康的な体にして、身体機能を上げて様々な病気予防にも役立ち、高血圧以外の生活習慣病から遠ざけてくれます。

運動は特に安静時の血圧を下げる作用があります。ですから、軽いレベルの高血圧ならば、運動療法を続けていくだけで血圧が平常値に近付くとされています。

薬で下げた血圧は、薬を中断すると急激に上昇することがありますが、運動療法では、運動を止めてもすぐに血圧が戻ることがありません。しかし、運動で血圧が安定して来たからといって止めてしまうと、数値がゆっくりですが上がり始めてしまいます。

それほど無理する必要はなく、適度な運動を続けていく事が大切です。自分だけでメニューを作るのが面倒だったら、無理なく出来る運動療法メニューを医師と相談しながら決めていくと良いでしょう。

 

高血圧の運動療法では、無酸素運動より有酸素運動が有効とされます。

有酸素運動の代表的なものは、ウォーキング、ジョギング、サイクリング エアロビクスダンス、水泳などです。それから今、話題を呼んでいるヨガなどもおすすめです。

運動量は1日20分以上が原則です。20分以下だと脂肪があまり燃焼されないです。

目安は150キロカロリー(ウォーキングなら30~40分)を消費できる運動量が良いとされています。ダイエット器具やカロリー計算の出来る万歩計を利用すると便利です。

ただし、高齢者で心肺機能が衰えている場合はそれに応じて運動量を加減しますし、高血圧で合併症があったりしたらやはり運動の強さや量を考えます。あなた自身の状態によって、やる種目、強度、時間を決めていき、できれば毎日、最低でも週に1日は行うようにしたいものです。


なお筋肉トレーニングなどの無酸素運動をやりたいと思うのだったら、高血圧の方の場合必ず医師やトレーナーに確認しながら行いましょう。

無酸素運動は血圧を上げてしまいますから、体に負担が掛かりすぎる運動は避けます。


 

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